チームと仕組み
新しいことが続かない?中身より全員で集まる時間を決める 社内勉強会の続け方|「各自で見れば十分」を、あえて全員でやる理由。毎週20分の勉強会で決めた3つのこと

昨日の月曜、全体ミーティングの前に、ちょっとした相談がありました。
うちでは毎週、外部の勉強会の動画をみんなで見て、新しい技術の動きをつかむ時間を取っています。その進め方についてです。
スタッフが、こう言いました。
「中身は10分くらいなんです。それぞれで見てつかむだけでもいいのかな。みんなで見て話すほどの内容でもないかもしれない、と思って」
正直な意見です。そして、中身だけを考えれば、その通りでした。
「各自で」は、だいたい続かない
それでも僕は、こう返しました。
「それぞれでいいんだけど、逆に、習慣化するために、みんなでやるほうがいいと思う」
各自で見る形にすると、最初の週はみんな見ます。でも、忙しい週が来ると後回しになる。1回飛ぶと、2回目も飛びやすくなる。気づいたら、誰も見ていない。
これは、怠けているからではありません。人は、決まった時間と場所がないことは、後回しにするものだと思っています。
もう1つ、みんなで見れば、見終わったあとに「これ、あの仕事に使えそう」と誰かが一言話せます。その一言から、次の動きが生まれる。1人で見ていると、その一言はなかなか出てきません。

その場で決めた3つのこと
だから、その場で決めました。
1つ目。時間を固定する。 毎週月曜の10時10分から10時半。全体ミーティングの直前に入れて、カレンダーに固定しました。「空いたらやる」ではなく、先に予定として置いておく。
2つ目。短くする。 中身が10〜15分なら、最初と最後は飛ばして、全部で20分。長くすると、それだけで重くなります。軽いから、毎週できる。月曜は「流れをつかむだけ」と割り切って、詳しい人に深く教わる時間は別の日に取っています。つかむ時間と、深める時間を分けておくと、どちらも重くなりません。
3つ目。人が少ない週も、飛ばさない。 今週は祝日があり、研修で外に出ているメンバーも多い週です。それでも、いる人で、できる日にやる。1回休むと、戻すのに力がいるからです。
うちの月曜の読書会も、同じ形で続いています。毎週1項目だけ読んで、一人ずつ感想を話す。短くて、毎週ある。だから、続いています。
これ、マーケティングに置き換えると
お客さんとの接点も、同じだと思っています。
メールマガジン、SNS、ブログ。「ネタがあるときに出す」と決めると、だいたい止まります。曜日と時間を決めて、短くてもいいから毎回出す。止めない。僕が毎週木曜の朝7時半から配信している「行列のできるAI経営相談所」も、同じ曜日、同じ時間に続けています。
お客さんにとっても、「毎週月曜に届く」「毎朝この時間に投稿がある」と分かっているほうが、思い出してもらいやすくなります。
続けることは、それ自体が信頼になります。
あと1つ
自分たちが慣れておくのは、お客さんのため。
なぜ、そこまでして勉強会を続けるのか。
いずれ、お客さんのサポートで、僕たち自身が新しい道具を教える側になるからです。お客さんより先に触って、慣れて、つまずいておく。前回書いた「マーケティングはリーダーシップ」の話と、同じです。

今日できる一歩
続けたいのに続いていないことを、1つ思い出してください。
社内の勉強会でも、発信でも、掃除でもかまいません。
それを、カレンダーに入れてみます。曜日と時間を決めて、長さは20分以内。いちばん忙しい週でもできる長さにするのがコツです。
社員さんと一緒に、新しいことを自分たちで回せるようにする研修もやっています。気になる方は、お問い合わせからどうぞ。
さあ、いこうか😆
P.S.
「それぞれで見るだけでもいいのかな」と言ってくれたスタッフには、感謝しています。
言いにくいことを言ってくれる人がいるから、やり方を見直せます。今回は「やめる」ではなく「短くして続ける」になりました。
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