マーケティング
セルフケアが続かない?頑張ろうとした時点で、もうできていない セルフケアが続かない人へ|『体から脳を癒やす すごい自律神経セルフケア』松本恒平さんに聞いた、頑張らせない続け方

今朝の「著者フェス!Saturday」は、沖縄から出演しました。心配していた台風は、全然大丈夫でした。
出版界のおやっさん・川田修さんと2人でMCをして、毎回ゲストの著者をお招きする番組です。
今日のゲストは、松本恒平さん。大阪で整体院を開いている治療家です。柔道整復師、整体師、カイロプラクター、オステオパスと、いくつもの肩書きを持っています。もともとは吉本興業に5年いた方です。自分の椎間板ヘルニアが整体で良くなったのをきっかけに、治療家の道に入ったそうです。
新刊は『体から脳を癒やす すごい自律神経セルフケア』(三笠書房・王様文庫)。

「頑張ろう」と思った時点で、もうできていない
配信の終盤、聞いてみました。セルフケアって、続かない人が多いですよね。うまくいかない人の共通点は、何でしょう。
松本さんの答えは、一言でした。
「とにかく、頑張らないことです」
健康になろうと思うと、人はめちゃくちゃ頑張ろうとする。でも、セルフケアを頑張ろうと思っている時点で、もうできていないんです、と。
本に載っているのも、頑張らなくていいものばかりです。座ったまま舌を動かす。目を動かす。寝る前に、体に手を当てるだけ。30秒や1分でいい。
「ドラえもんののび太が最強だと思ってるんです。座布団を敷いたら、すぐ寝られる。あれくらい楽な感じでやってもらうのが、いちばんいい」
僕もやってみた。耳を引っぱるだけ
配信の中で、耳を引っぱるエクササイズを3人でやりました。

耳を左右に、軽くピンと張るくらいの力で引っぱる。そのまま3秒くらいかけて吸って、ゆっくり吐く。1分から3分でいいそうです。
正直に言うと——僕はいま、脳が疲れています。出張と会食が続くと、顔は浮かぶのに名前が出てこない。話の途中で「あの」が増える。松本さんにそう話すと、「脳のデータベースに行けていない状態ですね」。
耳を引っぱって呼吸をしたら、少し落ち着いた感じがしました。
これ、マーケティングに置き換えると
聞いていて、お客さんに何かを続けてもらう話と同じだと思いました。
ホームページの更新、SNSの投稿、ポイントカード、毎月のメンテナンス。お客さんや社員に「続けてください」とお願いする場面は、どの会社にもあります。続かないとき、つい「もっと頑張ってもらうには」と考えてしまう。
でも、続く仕組みは逆です。頑張らなくてもできる形にする。
先々週のゲスト、原里実さんの話も同じでした。吉方位に出かけるなら、「コンビニのドリップコーヒーでいい」。ハードルを下げたから、読者が続けて、SNSに投稿までしてくれる。
やることは、3つだと思っています。
1つ目。最初の一歩を、30秒にする。 「毎日30分」ではなく、「寝る前に手を当てるだけ」。お客さんにお願いすることも、最初は30秒でできることにする。
2つ目。いまやっていることに、くっつける。 松本さんのエクササイズは、座ったまま、寝ながらできます。新しい時間をつくらせない。お客さんがすでにやっている行動のついでに、できるようにする。
3つ目。見るところを、3つに絞る。 最初の1つを選ぶなら何か、と聞くと、松本さんは「呼吸と、睡眠と、排泄」。全部を気にさせない。会社の数字も同じで、まず見るのは3つでいい。
あと2つ
「あなたはセルフケアで足りる」と言える人が、信頼される。
松本さんの整体院では、東京と大阪で、1時間のチェック日を設けているそうです。施術が必要なのか、セルフケアで足りるのか、それとももっと大きな対応が要るのか。それを先に見分ける日です。セルフケアでは足りないサインとして、めまいや吐き気も挙げていました。
「うちに来てください」だけを言う人より、「あなたはまだ来なくていい」と言える人のほうが、いざというときに選ばれます。自分の商品が要らない人を、正直に分けてあげる。これも、立派なブランディングです。
難しい話は、体で見せる。
自律神経の話は、正直むずかしい。小脳、視床、大脳皮質。でも「耳を引っぱってみてください」と言われてやってみると、分かる。説明より、30秒の体験のほうが伝わります。自社のサービスも、説明する前に、一度やってもらう場面をつくれないか。
今日できる一歩
お客さんにお願いしていることを、1つ思い浮かべてください。
予約、記入、投稿、来店、更新。
それを「30秒でできる形」に書き直してみる。頑張らなくていい形にした分だけ、続く人が増えます。
お客さんが続けたくなる理由を言葉にする手がかりは、小冊子『営業ゼロで受注が倍増する、経営者のためのパーソナルブランディング8ステップ』にまとめています。無料です。
さあ、いこうか😆
P.S.
松本さんによると、眼球は「脳がむき出しになっている部分」なんだそうです。パソコンを見ていると、目は一点に止まりがち。右だけ、左だけ、斜め上、斜め下。目だけを動かすと、首の筋肉まで動くのが分かります。
この記事を書きながら、僕も目を動かしています。
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