チームと仕組み

僕は『雑談』に、毎月3,000円払っている

フルリモートの会社が、バディランチを続けている理由

チームと仕組み

うちの会社には「バディランチ」という制度があります。

毎月、社内で2〜3人のバディが組まれて、会社が出したお金でランチに行く。 1人3,000円まで。話す内容は決まっていません。議題も、報告書もなし。

今日、その様子が動画で上がってきました

松本のビルの屋上に、公園がある

今月の行き先は、松本市中央のRK PARKSさん。

ビルの屋上に、薪火のアメリカンダイナーと、小さな公園のようなテラスがあります。入口は、初めてだと少し分かりにくい。店の裏の階段を上がった先です。

投稿を書いたちーちゃん(山口千尋さん)は、「迷ったらこれ!」という言葉に惹かれてAプレートを頼んだそうです。人気メニューの盛り合わせ。野菜もたっぷりで、ボリューム満点だった、と。

ちなみにこのお店、2024年放送のドラマ「Destiny」にも出ていたそうです。亀梨和也さんが演じた役のアパートとして使われていたとか。そういう話が出てくるのも、ランチの席ならではです。

今月のバディランチ。松本市中央のRK PARKSさんで
今月のバディランチ。松本市中央のRK PARKSさんで

動画はウェブエイトのFacebookに上がっています。テラスの雰囲気は、写真よりそちらのほうが伝わります。

フルリモートにして、消えたもの

うちはフルリモートで働いています。

在宅で仕事が回るようになって、増えたものと、消えたものがあります。

増えたのは、仕事の話の密度です。会議は時間が決まっていて、議題があって、終わったら解散。無駄がありません。

消えたのは、仕事以外の話でした。

事務所にいた頃は、コーヒーを入れに行った30秒とか、帰り際の立ち話とか、そういうところで「最近どうですか」が出ていました。オンラインには、その30秒がありません。用事がないと、そもそも顔を合わせない。

雑談は、放っておくといちばん先になくなります。 誰も困らないからです。困らないまま半年経つと、名前と担当は知っているのに、その人がどんな人かは知らない、という状態になる。

だから制度にしました。 毎月、勝手に組み合わせが決まって、会社がお金を出す。行かない理由をなくしておく。

「仲良くしよう」では、何も起きない

これ、経営に置き換えると、大事なのは1点だけです。

関係をつくる時間は、勝手には生まれない。

社長が「もっとコミュニケーションを取ろう」と言っても、何も変わりません。言われた側は、何を、いつ、誰とやればいいのか分からないからです。

だから、決めるのはこの3つだけでいい。

  • いつやるか(毎月)
  • 誰とやるか(こちらで組む。同じ人と固定しない)
  • 誰が払うか(会社。1人3,000円まで)

うちにはこれと同じ考え方の制度が、あと2つあります。アニバーサリー休暇は、大切な人の誕生月に休みが取れて、5,000円が出ます。パートのメンバーも対象です。いいねボーナスは、ありがとうを書いた付箋1枚が1,000円になります。

どれも、もともと会社にあったものを、わざわざ形にしただけです。感謝も、雑談も、休みも、あるところにはあります。ないところにいくら「やろう」と言っても、生まれません。

採用でも、ここが効く

先日、比べられる会社から抜ける話を書きました。給与や休日は、大手と比べられたら負けます。中小企業が勝てるのは、人、雰囲気、誇り、物語のほうです。

バディランチの投稿は、求人票には書けないことを勝手に伝えてくれます。どんな人が働いていて、どんな空気なのか。 見ている人は、そこを見ています。

制度そのものより、それを毎月やっていて、社員が自分から発信しているという事実のほうが強い。

うちの発信は、このあたりでやっています。中の様子が気になる方は、のぞいてみてください。

今日できる一歩

来月、1組だけ試してみませんか。

部署の違う2人を、こちらで組む。会社が昼食代を出す。報告はいりません。

うまくいったかどうかは、3か月続けてから考えれば大丈夫です。

さあ、いこうか😆

P.S.

明日から5連休です。連休明けの月曜は、みんな週末の話から始まります。今から楽しみです。

コメント

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読んで思ったこと、聞いてみたいこと、なんでもどうぞ。僕が全部読んでいます。

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あなたの会社の「らしさ」は、どこにありますか

30秒で終わる診断があります。考えて出すものではなく、もともとあるものを掘り出すための入口です。答えた瞬間に結果が届くので、ぜひ遊んでみてください。