ブランディング

公開日は、完成日じゃない

ウェブエイトの公式サイトをリニューアルしました|人を前に出す・言葉と数字・600ページを残して切り替える

ブランディング

10月2日の深夜0時、ウェブエイトの公式サイトを新しくしました。

新しくなったウェブエイトのトップ
新しくなったウェブエイトのトップ

お客さんのホームページをつくっている会社です。自分たちのサイトほど、後回しになっていました。紺屋の白袴、というやつです。

今回、何を変えて、何を変えなかったのか。書いておきます。

1. 人を、前に出す

いちばん大きく変えたのは、ここです。

トップページの一番上に、スタッフ7人が、顔と名前と役割で順番に登場します。

トップに順番に登場する7人。左から、僕、高久(高久椋)、明美さん(内川明美さん)、みきてぃ(森本美紀さん)、ちーちゃん(山口千尋さん)、ゆっちゃん(石田ゆずまさん)、ゆかりさん(竹中ゆかりさん)
トップに順番に登場する7人。左から、僕、高久(高久椋)、明美さん(内川明美さん)、みきてぃ(森本美紀さん)、ちーちゃん(山口千尋さん)、ゆっちゃん(石田ゆずまさん)、ゆかりさん(竹中ゆかりさん)

前のサイトは、どうしても僕が前に出ていました。でも、お客さんと毎日やりとりしているのは、スタッフです。打ち合わせに来るのも、原稿を書くのも、数字を見て次の手を考えるのも。

「誰が担当してくれるのか」は、依頼する前にいちばん知りたいことだと思います。だから、顔を出しました。

2. 地名ではなく、言いたいことで語る

デザインを詰めているときに、僕はこう言いました。

「長野を強調しなくていい。正直、長野県以外もめっちゃやってるから」

ウェブエイトは長野の松本で生まれた会社です。でも、いまのお客さんは東京にも、愛知にも、奈良にもいます。「長野のウェブ制作会社」と書いた瞬間に、それ以外の人には関係ない会社になってしまう。

だから、トップの一言はこうしました。

「あなたの事業を、強くする。」

地名ではなく、何をする会社なのかで語る。拠点として長野・松本・東京・宮崎と書くのは事実なのでそのままですが、看板にはしません。

3. 言葉と、数字

会社のメッセージも、書き直しました。

選ばれる理由を、言葉にする。届いたかどうかを、数字で確かめる。
選ばれる理由を、言葉にする。届いたかどうかを、数字で確かめる。

選ばれる理由を、言葉にする。届いたかどうかを、数字で確かめる。

ブランディングだけだと、きれいだけど売れないサイトになります。ウェブマーケティングだけだと、広告を止めた月に問い合わせが消えます。

言葉だけでは、届きません。数字だけでは、選ばれません。だから、両方やります。 2008年の創業から、ずっとこのやり方でやってきました。それを、そのまま書きました。

4. 相談の前に、試せるものを置く

「いきなり問い合わせるのは、ハードルが高い」。これは、僕たちがお客さんのサイトを見るときにも、いつも気にしていることです。

なので、トップに「まず、ひとつ試してみてください」という場所をつくりました。

・いまのホームページを、無料で診断する(約60秒)

・地図検索での見え方を調べる(約3分)

・セミナーに出てみる

・毎日のブログを読む

まず、ひとつ試してみてください。
まず、ひとつ試してみてください。

どれも申し込み不要です。ウェブエイトがどういう考え方の会社かを、相談の前に確かめられるようにしました。

変えなかったもの

そして、変えなかったものもあります。

これまでの記事、お知らせ、制作実績、お客様の声。全部そのまま残しました。

スタッフは毎週、トピックスを書いています。何年分も積み上がった記事は、検索から来てくれる人の入り口でもあります。デザインを新しくするたびにそれが消えるなら、作り直さないほうがましです。

切り替えは、こう進めました。

・本番と同じ環境をもう1つつくって、そこで同じ手順を何度もリハーサルする

・本番では、新しいデザインに切り替えるボタンを押すだけにしておく

・何かあれば、元に戻すのもボタン1つ

切り替えた直後に、600ページを全部開いて確かめました。 599ページは問題なく表示。残りの1ページは、切り替える前から開かなかったページでした。

公開してから、直したこと

それでも、公開してから気づくことはあります。

たとえば、お問い合わせページ。前のサイトでは全ページの下に会社あてのフォームがあったのですが、新しいサイトのお問い合わせページには、それが出ていませんでした。翌日には直して、送信のテストもしました。

お問い合わせの項目に、「取材に関して」も足しました。

経営に置き換えると

僕たちは、お客さんにいつもこう言っています。

「公開日は、完成日じゃない。育てはじめる日」

ホームページは、出した瞬間がいちばん未完成です。お客さんが見て、問い合わせが来て、来なくて、そこで初めて直すところが分かる。

作って終わりのホームページは、名刺です。育てるホームページは、営業マンになります。

今回、それを自分たちのサイトでやり直しました。これから毎月、数字を見ながら直していきます。

今日できる一歩

御社のホームページのトップを、いま開いてみてください。

そして、2つだけ確かめてください。

・働いている人の顔が、見えるか

・最後に中身を直したのは、いつか

どちらかに引っかかったら、そこが育てはじめるところです。

さあ、いこうか😆


P.S.

トップの「まず試す」に並べた無料の診断は、僕たちが自分たちのサイトを直すときに、実際に使っているものです。

お客さんにすすめるものは、まず自分たちで使う。サイトを作り直して、あらためてそう思いました。

コメント

読み込んでいます…

読んで思ったこと、聞いてみたいこと、なんでもどうぞ。僕が全部読んでいます。

メールアドレスは聞きません。いただいたコメントは、僕が目を通してから記事の下に出ます。

あなたの会社の「らしさ」は、どこにありますか

30秒で終わる診断があります。考えて出すものではなく、もともとあるものを掘り出すための入口です。答えた瞬間に結果が届くので、ぜひ遊んでみてください。