マーケティング
解約しても、画像は返ってこない ホームページ制作会社を乗り換えるときの注意点|ドメインの名義・データの返却・自動更新の3つを先に確かめる

今日のお昼、あるクリニックのホームページについて、いまの管理会社さんとオンラインで打ち合わせをしました。
院長先生の人柄や想いを、もっと伝えられるホームページにしたい。そう考えて、作り直しの準備を始めています。作り直すなら、まず、いまの契約がどうなっているかを知らないといけません。
そこで、管理会社さんに1つずつ聞いていきました。
聞いてみて、分かったこと
ドメインとサーバーは、クリニックの名義。
ここは、ひと安心でした。ドメイン(ホームページの住所)とサーバー(ホームページを置いている場所)は、クリニックが直接契約していました。解約するときも、ドメインはそのまま渡してもらえるそうです。

ただし、ログイン情報は、院長先生も知らなかった。
いまの管理会社さんが前の会社から引き継いだときにも、院長先生にログイン情報を聞いたそうです。そのときも、先生は把握されていなかった。
自分の名義なのに、自分では入れない。これは、珍しい話ではありません。

解約したら、HTMLは返ってくる。画像は、返ってこない。
ページそのもの(HTML)は、解約時にまとめて渡してもらえます。でも、管理会社さんが作った画像と、お知らせを更新するための独自の仕組みは、渡すことができないそうです。
つまり、乗り換えたら、画像は作り直し。お知らせの更新の仕組みも、作り直しです。
途中で解約すると、2027年8月分まで。
契約は、最初の2年のあと、1年ごとの自動更新。更新月は8月です。いまの期間に入ったばかりなので、いま解約しても、2027年8月分までの管理費がかかります。
ホームページを頼む前に、確かめる3つのこと
管理会社さんは、聞いたことに1つずつ答えてくださいました。どれも、契約書に書いてあることです。
問題は、頼む側が、それを知らないまま何年も過ぎてしまうことです。
ホームページは、作るときには夢があります。デザインはどうするか、写真はどうするか。でも、契約書の後ろのほうまで読む人は、ほとんどいません。そして作り直したくなったとき、初めて読むことになります。
だから、ホームページを頼む前に、これだけは確かめておいてください。
1. 名義は、誰か。ログインできるか。
ドメインとサーバーが自社の名義になっているか。そして、自社でログインできる情報を持っているか。名義が自社でも、入れなければ、何もできません。
2. 解約したら、何が返ってくるか。
ページ、画像、ブログの記事、お知らせ。解約したときに、どこまで自社のものとして返ってくるのか。
3. いつ、いくらで、やめられるか。
何年契約か。自動更新の月はいつか。途中でやめたら、いくらかかるか。
この3つが分かっていれば、作り直したくなったときに、慌てずに済みます。
今日の朝にも、似たことがありました
今日の朝は、あるお店の経営者さんと、ホームページの相談をしていました。
「サーバー代って、年5万か6万くらいだったかな」
そう言いながら明細を開いてみると、サーバー代が年1万2千円、更新の手続きが5千円、ドメインが年2千5百円。思っていたより、ずっと良心的でした。
覚えている金額と、明細は、違うことがある。 高いと思っていたら安かった、ということもあれば、その逆もあります。どちらにしても、明細を開いてみないと分かりません。
作り直すなら、更新月から逆算する
もう1つ。クリニックのほうは、いますぐ解約はしないことにしました。

8月の更新までは、いまのホームページを使いながら手を入れていく。その間に、院長先生の想いを聞いて、新しいホームページの準備を進める。そして、更新のタイミングで切り替える。
作り直しは、思い立った日ではなく、契約の更新月から逆算して決める。 そうすれば、二重に払わずに済みます。
今日できる一歩
自社のホームページの契約書を、引き出しから出してみてください。
そして、上の3つ(名義・返ってくるもの・やめ方)に、印をつける。
ついでに、ドメインの管理画面にログインできるかも、試してみてください。入れなかったら、それが今日いちばん大事な発見です。
いまのホームページが検索でどう見えているかは、SEO診断で無料で調べられます。作り直すかどうかを決める前の、材料になると思います。
さあ、いこうか😆
P.S.
実は今朝の社内の打ち合わせでも、同じ話が出ていました。新しく作ったホームページを、お客さんにどう引き渡すか。サーバーの管理を、どう整理するか。
ホームページを預かる側として、人ごとではありません。