USPとキャッチコピーの違い

前回の記事に引き続き、USPについて。

USPについて話していると、よく聞かれる「USP」と「キャッチコピー」の違い。

秀逸なUSPはキャッチーなものが多いのでよくわからなくなってしまうのかもしれませんが、簡単に説明すると下記のような違いです。


■USP:クライアントの問題解決を伝える
(クライアントへのメリットが明確)

例)
1.ドミノピザ:熱々で、ジューシーなピザをご自宅まで30分以内にお届けします。間に合わなければ、代金は頂きません。
→ スピードを重視することをUSPとし、冷めていないアツアツのピザが食べられるという事(メリット)を伝えています。

2.M&M:お口でとろけて、手にとけない
→ 手に持っていてもチョコなのに解けないという事(メリット)を伝えています。

3.セブンイレブン:開いててよかった
→ 夜中に閉店しているお店がある中、セブンイレブンは開店しているのでお客様がいつでも買い物ができる事(メリット)を伝えています。


■キャッチコピー:クライアントの興味を惹く
(クライアントへのメリットは明確でない。興味を惹くことに重点を置いている)

例)
1.かっぱえびせん:やめられないとまらない、カルビーかっぱえびせん
2.キューピー:愛は食卓にある
3.丸大食品:わんぱくでもいい、たくましく育ってほしい
4.マスターカード:お金で買えない価値がある
5.シャープ:目のつけどころがシャープでしょ


いかがでしょうか?

自社の特徴を踏まえた上で、クライアントへのメリットが明確で、さらにキャッチーなUSPをつくりましょう。


PS:
USPの一覧は前回の記事で。





ブランディングウェブ戦略研究家
草間淳哉
草間淳哉
著者・講演家・コンサルタント

清泉女学院短期大学 ネットビジネス論 非常勤講師
6/9新著:集客で悩み続ける起業家のための安定して稼ぎ続ける「月100万レシピ」(産学社)
5刷著書:自分1人、1日でできる パーソナルブランディング(同文館出版)

JFN系列局 FM-NAGANO 79.7MHz
「爆上がり!クサマジュンヤのマーケティング相談所」メインパーソナリティ

ブランディングカンパニー
株式会社ウェブエイト代表

営業ゼロでも受注が倍増するブランディングメソッドを提供。
ひたすら楽しく優しく分かりやすいコンサルティングで、年間130回以上講演依頼が入り、365日相談が絶えない。
6,000人集まるセミナーの祭典「マケブラ」プロデューサー。
妻と子供をこよなく愛するイクメン社長。

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