【書籍・本・要約・書評】稼ぐ人はなぜ、長財布を使うのか【ビジネス書籍解説】

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【12分で名著1冊吸収】稼ぐ人はなぜ、長財布を使うのか? - お金が増える考え方



こんにちは。くさまです。
今回紹介する本は「稼ぐ人はなぜ、長財布を使うのか」。
累計26 万部突破のベストセラーです。
世の中にはお金にまつわる書籍は色々ありますが、稼ぐ方法がこれほどわかりやすく、身近で手軽に
始められるものはないんじゃないでしょうか。

著者は税理士の亀田潤一郎さん。
これまで700 人以上の社長の財布を見てきた経験から、「稼ぐ社長」だけが共通して実践しているルールがあることに気づきます。
つまり、お金に好かれる人の「共通ルール」なんですが、それは「財布をきれいに使うこと」です。

稼ぐことと財布を綺麗に使うこと。
一見すると直接関係がなさそうに思える習慣なんですが、さて、どういうことなのか。
今回はそれを解説しようと思うのですが、ちなみに、この本はただの「貯蓄術」の本ではありません。
あくまで将来的に「もっと稼ぐにはどうすべきか」ということが学べる本です。
とにかく、ビジネス書籍を読んだことがない人でもわかりやすく解説するので、ぜひリラックスして聞
いてくださいね。

【書籍・本・要約・書評】稼ぐ人はなぜ、長財布を使うのか【ビジネス書籍解説】

この本をお勧めしたい人


では、まずはこの本をお勧めしたい人です。
・今よりもっと稼ぎたい人
・貯金ができない人
・漠然とだが未来に不安を抱えている人
皆さんにお勧めなんですが、この3 つに当てはまる人は特に最後まで視聴してみてください。

そして、この本の核になる部分は、大きく分けて3 つあります。
「なぜ長財布を使うべきなのか」
「稼ぐ人が実践する財布の使い方」
「消費をどう投資に変えるか」
です。
では解説を進めますね。

ポイント1「なぜ長財布を使うべきなのか」


早速ですが、この本のタイトル「稼ぐ人はなぜ、長財布を使うのか」。
その理由はずばり、長財布はお金、特にお札にとって心地よい形にできているから、です。

財布とは、いわば自分の元に訪れたお金を迎え入れるホテルのようなもの。
もしみなさんが泊まるなら、壁や天井の汚れた古いホテルと、手入れやサービスの行き届いた美しい一流ホテル、どっちがいいですか?
あるいは、例えばベッド。体を曲げないと眠れないベッドと、手足が伸ばせて眠れるベッド、どちらがいいですか?

やっぱり、泊まるなら一流のホテルで、広々と眠れるベッドがいいですよね?
同じように、お金も手入れの行き届いた一流の財布で、ゆったりと収まっていたいに決まっています。
しかし、二つ折りの財布では、ピン札で入ってきても必ず折り目をつけないといけませんし、尻のポケットに入れてしまってはお金が尻に敷かれることになってしまいます。

稼ぐ人というのは、お金のもてなし方を知っています。
だから稼ぐ人の財布は高級な長財布のケースが多く、そんな財布だからこそお金は居心地よく感じて、いったん財布から出て行ってもまた戻ってくるんですね。

そして、実は財布と年収には不思議な関係があって、「年収=財布の購入価格×200」という法則が成り立ちます。
3 万円の財布を使っているなら、その人の年収は600 万円
5 万円の財布を使っているなら、その人の年収は1,000 万円
10 万円の財布を使っているなら、その人の年収は2,000 万円
という具合です。

ただし、財布を自分の装飾品と思っている人には当てはまらないケースが多々あります。
特に女性は財布をアクセサリー感覚で持っている方が多いようですが、そういう方は例外。
ところで、高級な財布を持つべき理由は他にもあるのです。
高級な財布を持つと財布を大切にしますから、今よりもっとお金に気を遣うようになります。
さらに「自分はこんな高級な財布を持っているのだから」と行動が変わってきて、人との接し方も変わっていきます。

ここ、とても重要なポイントです。

時折、居酒屋でお代を投げるように置いていく人がいますけど、ああいう人って横暴そうに見えませんか?
もちろん横暴に見える人にも稼ぐ人はいますけど、基本的には稼ぐ人は人付き合いの仕方が素敵です。
いい人間関係を築いています。
だから優秀な人が周りに集まってビジネスもうまくいくのですね。
つまり「稼ぐメカニズム」とはこういうことです。
高級な財布を持つと、財布を綺麗に使います。
財布を綺麗に使うようになると、お金をもっと丁寧に扱うようになります。
お金を丁寧に扱うと、自然と人とも丁寧に接するようになります。
人との接し方が良くなると、優秀な人が集まってお金も集まってくるようになります。
とういうわけなんです。
だから、稼ぎたいなら高級な財布を使いましょう、ということなんですね。

ポイント2「稼ぐ人が実践する財布の使い方」


稼ぐ人は財布の使い方に必ずこだわりをもっています。
ここでは3 つ紹介しますが、まず第一が「小銭入れを別で持つ」。
稼いでいる人に「どうして小銭入れを別で持っているのですか」と訊ねても、多くの方が「特別な理由はない」と答えます。

でも、実際稼いでいる人はお札入れの財布と小銭入れの2 つを持ち歩いています。
ひょっとすると、お札には偉人の顔が書かれていますから、無意識にVIP 扱いしなければと感じているのかもしれませんね。
とにかく小銭入れは別で持ちましょう。

第二に、「財布をメタボにしない」。
財布は太りやすい体質を持っています。
買い物をすればレシートや領収書、ポイントカード、割引券などが渡されます。縁起物をいただくこともありますね。
しかし、それらを無造作に財布に放り込んでいたら、財布はたちまち太ってしまいます。

稼ぐ人の財布は決まってスリムです。
余計な厚みがほとんどありません。
なぜなら、常に財布の中身を気にして、整理しているからです。
一般的に稼いでいない人は財布や通帳の中身をあまり見たがりません。
不安になるからですね。
でも、そうやって現実から目を逸らしていてはお金がしっかり管理できなくなる。
お金が貯まりづらくなる。
だから定期的に財布の中をチェックする意味でも、財布をいつでもスリムに保つことは大切なんですね。

そして第三に、「お金の向きをそろえる」。
稼ぐ人はたいてい、お金の向きを揃えています。
上向きに揃える理由としては「お金は循環するものだから、上向きにして気持ちよく送り出す」。
下向きに揃える理由としては「お金が入りやすくて出にくいから」。
今ここで紹介した以外にも、お金の向きを揃える理由は色々とあるそうですが、とにかく大切なことは「お金の向きを揃えること」。
先ほどもお伝えしたように、稼ぐ人は必ずお金に気を遣っています。
ですから、お金を揃えることでお金に気を遣うことが重要なんです。

ポイント3「稼ぐために重要な考え方」


稼ぐための重要な考え方は2つあります。
一つが、「お金に振り回されない」です。

お金に振り回されないとはどういうことか。
それは、お金に執着しないということ。
お金に執着することと、お金に気を遣うことはまったく別物。
「ストーカー」と「親しき仲にも礼儀あり」の二つの違いはわかりますよね。それと同じ感覚です。

そして、お金に執着する人と、お金に気を遣う人はたいてい考え方も異なります。
お金に振り回される人は、今あるお金を「これだけしかない」と考えますが、お金に振り回されない人は「これだけはある」と考えます。

「これだけしかない」と考える人は、そう思った時点で思考が止まってしまいます。
例えば月末に50万円の支払いがあるとします。
しかし、手元に30万円しかなければ、「30万円しかない。どうしよう」としか考えられません。

一方、「これだけはある」と考える人は「30万円はある。
では残りをどう工面しよう」と、考えを次のステージへ進めることができます。
これが非常に重要です。今はたとえ十分とは思えなくても、まずは「これだけはある」と考える。
それだけで今後のお金の管理に対する考え方が変わるんです。

そしてもう一つが、「消費を投資に変える」です。
お金の使い道は「消費」「投資」「浪費」の3つに分類できます。
「消費」は生きていくために欠かせないことです。

例えば1 万円のものを購入したら、その場で1万円の価値が手に入る。
いわゆる「等価交換消費」です。
「投資」は払った金額に見合う価値が今すぐ手に入るわけではありませんが、将来的には払った金額以上の価値をもたらせてくれるお金の使い方です。

「浪費」とは使ったら使いっぱなし、いわゆる将来的な価値を生み出さないお金の使い方です。
そして、稼ぐ人はお金を投資により多く使う傾向があり、消費を投資に変えることをしています。
消費を投資に変える?
どういうことかと言いますと、例えば、食費はお金の使い方で言えば「消費」です。
しかし、お腹を満たすだけではなく、健康に良いものを購入し続ければ、それは消費ではなく「投資」になります。
もちろん、たった1 回有機野菜を買って食べたところで即元気にはなれません。
しかし、その心がけを続ければ、続けなかった場合と比べて将来的には健康な体を維持できる可能性は高まります。命はお金に変えれませんから、これは消費ではなく投資です。
このように、稼ぐ人は消費を単なる消費で終わらせず、できるだけ投資にするような使い方を心がけて
います。

まとめ


では「稼ぐ人はなぜ、長財布を使うのか」の総括です。
まず、長財布を使いましょう。
そして、お金を常に丁寧に扱い、お金をしっかり管理しましょう。
といっても、お金に振り回されてはいけません。
つまりお金に執着してはいけません。
お金に気を遣うことと、お金に執着することは違います。
ここ、非常に大切ですね。
人はしつこく追いかけまわすと嫌われます。
お金もそれと一緒です。
ですから、親しき仲にも礼儀あり、という感覚でお金と接することが、お金に執着せず、お金に気を遣うことになりますね。

では、どのようにお金に気を使うべきか。
具体的には、財布を綺麗に使うこと。小銭入れを別で持つこと。
お金の向きを揃えること。これが稼ぐ人たちが実践している共通ルールです。

そして、お金はなるべく投資しましょう。消費も投資に変えられます。
というわけで、まずは財布に投資して、みんなで一緒に稼ぎましょう!
以上、くさまの「10 分で1 冊インプット」でした。

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ブランディングウェブ戦略研究家
草間淳哉
草間淳哉
著者・講演家・コンサルタント

清泉女学院短期大学 ネットビジネス論 非常勤講師
6/9新著:集客で悩み続ける起業家のための安定して稼ぎ続ける「月100万レシピ」(産学社)
5刷著書:自分1人、1日でできる パーソナルブランディング(同文館出版)

JFN系列局 FM-NAGANO 79.7MHz
「爆上がり!クサマジュンヤのマーケティング相談所」メインパーソナリティ

ブランディングカンパニー
株式会社ウェブエイト代表

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